地震デリバティブとは地震リスクに連動する指標の変動を対象としたデリバティブ取引です。企業は手数料を支払うことで保険などと同様に地震リスクをヘッジすることができます。支払事由となる指標は様々な指標がありますが、主なトリガーとしては、「マグニチュードトリガー」や「震度トリガー」があります。
図はマグニチュードトリガーの例で、トリガーが、「大阪駅から半径20km圏内で、契約期間内にマグニチュード7.0以上の地震が発生した場合」の支払の可否を示したものです。これら支払事由・トリガーはデリバティブ(オプション)の商品設計によって異なりますので地震デリバティブ(地震オプション)購入時には注意が必要です。
参考